手術中の痛みに関してはほとんど心配ない

包茎手術を受けたいけれど、手術の際の痛みを我慢できるのか不安で、なかなか手術を受ける決心がつかないという人は少なくありません。
確かに手術は誰にとっても怖いし、不安になるのはごく自然なことです。

けれども、包茎手術に際しては麻酔をかけて無痛の状態で行うのが一般的です。
それでも麻酔そのものの痛みが心配だという人もいるかもしれませんが、包茎手術にあたってはその人の状態に合わせてマスク麻酔、点滴麻酔、さらに患部根本へのブロック麻酔などのように様々な方法を合わせた麻酔法によって手術を行います。

そのため手術中に痛みを感じることはまず考えられず、安心して手術を受けることができます。
術後は約3時間程度で麻酔が徐々に切れてくるのが一般的ですが、麻酔が切れても苦痛を感じるような痛みが出ないように鎮痛剤を処方され痛みの緩和が可能なので、痛みが不安だからという理由で包茎手術を決心できないという人は、安心してまずはカウンセリングを受けてみましょう。

術後の痛みなどに関する不安は遠慮なく相談を

包茎手術を受けた後には亀頭が露出することにより、一時的に患部がかゆみを伴う痛みを感じることがあります。
治療後には患部が安定しやすいようにブリーフやボクサーパンツのような下着を着用すると、比較的楽に過ごせるといわれています。

術後に麻酔は徐々に切れるので痛みを感じるようになるかもしれませんが、我慢できない時には処方される痛み止めを服用すれば通常は心配ありません。
ただし、痛み止めは指定された時間を空けて飲むようにする必要があります。
我慢できないからと指定よりも短時間で服用したり、むやみに大量の鎮痛剤を服用するのは大変危険なのでぜったいにやめましょう。

手術後に出血したり傷口が開いてしまうようなトラブルはごくまれですが、痛みが治まらなかったり出血などの気になる症状がある場合には迷わず担当医に相談するようにしましょう。
多くの場合は手術後の痛みは我慢できる範囲内の軽いもので、必ず鎮痛剤が必要なわけではありません。

まとめ

包茎手術を受けるにあたってはいろいろ不安になるのは、ある意味当然のことといえます。
中でも痛みに関する不安は多くの人が持っているようですが、痛みの感じ方は個人差があります。
必要以上に痛みに関して不安になる必要はありませんが、リラックスした状態で安心して手術を受けられるよう、事前のカウンセリングで、どんな小さなことでも不安に思えることは遠慮なく質問しておくのがおすすめです。

多くの場合術後の痛みや諸症状は日に日に改善されていきますが、むやみに我慢せず、心配な時には担当医師に相談してみましょう。